自殺がテーマの映画。自殺の後、埋めてもらえるように人々に依頼していく。誰からも説得をされ、結果的に自殺を断念する。映画の内容も良いが、1990年代のイランの雰囲気が良い。イランに以前滞在していたが、本当に町中で何もしていないような人がいてその人たちから「お茶でも飲むか」とか「家に来るか」とか貧富を問わず、もてなしを受ける。日本以上のもてなし文化、お節介文化の根付いた国。QOMという宗教都市に行った際にはレストランで前に座ったクルド人のおじさんに彼の好きな場所を巡る観光をしていただいた上に、レストランでごちそうになり、帰りのタクシーまでも手配をしてもらった。その人も何もしていないタイプの人だった。今は退職してぶらぶらしていたとのこと。イラン人の「優しさ」というのは本当にイランに行けば感じることができる。アラブ人も優しいが、個人的にはイラン人はピカイチだと思う。

2023/05/30

性欲　家族　夫婦との向き合い方をとうた作品です特に普通ですおお、というシーンもないしストーリーの最後の答えのシーンもはいそうですかって感じになります名作ではないですね確実に

2023/05/27

一晩の出来事でモーゼス大活躍だけどエイリアンは無かった事になってるの死骸は全部燃えて消えたのかモーゼス大罪だな、警官殺し団地爆破等々。

2023/05/23

内容がとても面白く、俳優、女優陣が豪華。価格も安かったので大満足です。

2023/05/23

性別、人種、国籍、宗教、LGBTQなどは差別や争いの原因となることが多い中でも宗教はそれ自体が差別原因となるだけでなく、人種や性別による差別を内包していることも少なくないこの映画の中でもキリストを信じる者達は自分達が信じること以外は認めようとせず、命までも奪っているこれは自分と同じ考えを持つ大勢と行動を共にすると善悪の判断がつかなくなりやすいことを作品がうまく表現しており、暴動や戦争などで顕著に観られる行為作品に対する感想としては、真理に近づく為に意見を出し合う図書館で学ぶ者達に対して、同じ信仰を持つ者以外の言葉には耳を貸さない信者達の対比が良く出来ていた進化論など宗教と相容れない学問は多く存在するので、信仰を持っている人は一体どうやって自分を納得させているのか改めて考えさせられた作品でした

2023/05/22

愛に失明し人生に溺れてしまった男の話だ。論理的な註釈を言うと主人公にしか非はないんだが、それを間接的に起こした彼女の罪は重いと思う。期待させて、ただ待っているだけ。罪深いよ。女が魔女というのがよくわかる。

2023/05/20

　こんなことを言うと女性たちに叱られそうだが、アラフォーの女性には最後の「トキメキ」なのかも知れない。体の線も崩れて肌のハリも無くなったがどうしても女性として何かを欲してしまう境目の年齢のような気がする。アイドルを追っかけたり、スポーツ選手を熱烈に応援したり、あるいはホストに入れ込むとか。それは彼女たちにとっては生活感や現実とはかけ離れた夢の世界でありユートピアなのだと思う。夫に愛されていると確信できていればスザンヌの気持ちはまだ平穏で現実的だったと思う。幸せでいたはずなのに満たされていたわけじゃない。ほんの些細な欲求不満が積もっていった結果、自分が何を欲しているのかも分からなくなり、それを話す相手も無く、自分だけの特殊な感情のように思えて孤独感も感じる。生活の枠の中には見つからないものだ。心にポッカリと開いた空洞を埋めるもの、スザンヌの場合それが夫以外の男性に愛され愛することだったのだろう。セックスだけの関係ならまだ良かった。秘密にできなくなるほど愛情が募ってしまう。その結果はあまり考えない。少しでも長く一緒に居たい。失ったり壊してしまうことは逆に大きすぎる。その背徳感も快楽を助長する。「何かを手に入れるためには大事にしていたものを捨てる覚悟が要る。」そんな主題があったかどうか、作品に深みはそれほど感じなかったが、男女の営みとして不自然なことでもない。そんな作品だった。　　

2023/05/17